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東京大学大学院情報学環とキャラクターライセンシングビジネスで連携

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    東京大学大学院情報学環と
キャラクターライセンシングビジネスで
あらたな産学連携プロジェクトをスタート!!

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このたび、株式会社ファンワークスは、東京大学大学院情報学環を中心とするコンテンツビジネス研究者と、キャラクターライセンシングビジネスの第一人者を集め、キャラクターライセンシングビジネス(キャラビズ)に関連した、産学連携による新たな研究プロジェクトをスタートさせます。この試みは「キャラビズ研究プロジェクト」(世話人:七丈直弘/東京大学大学院情報学環准教授)と題し、既存の学問分野に捉われない、多様な視点・方法論を用いてキャラビズの構造を読み解き、日本のコンテンツ産業の国際競争力向上に寄与しようとするものです。

 

現在、東京大学大学院情報学環には特任教授としてアニメーション・映画監督押井守氏、(株)角川ホールディングス代表取締役兼CEO 角川 歴彦氏、 (株)スタジオジブリ代表取締役プロデューサー 鈴木 敏夫氏、(株)プロダクションアイジー代表取締役社長 石川 光久氏などが在籍されていますが、新たなコンテンツ/キャラクタービジネスの流れを受け、(株)キャラクター・データバンク代表取締役社長・陸川和男、(株)バンダイ キャラクター研究所所長・相原博之、(株)ファンワークス代表取締役・高山晃の三者が6月より東京大学大学院情報学環特任研究員として東京大学と連携し、大学との人材交流やオープン講座の開設、新しいコンテンツビジネスの創造などに取り組んでいく予定となっております。

 

キャラビズという分野には、ノウハウなどのようにいまだ形式化されていない熟練した実務者の暗黙知に依存する部分が多くあります。また一方では、グローバル化やネット社会の到来によって、従来成功してきた方法論が通用しにくくなってきている状況もあり、プロデュース手法の抜本的な革新が求められています。このプロジェクトでは、上記のような現状を打開するため、キャラクターライセンシングビジネスにおけるイノベーションを実現することを最終目標としています。産学連携というスキームの下で、研究活動、啓蒙活動、教育活動を行いことによって、同業界に新しい風を送り込もうとしています。

 

プロジェクトを開始するにあたり、プロジェクトの概要の説明と、現在企画されているプログラムについてご紹介するキックオフイベントを企画しました。
講演は応募者多数の場合には抽選になりますが、終了後には懇親会もございますので皆様是非、足をお運びください。

 

プロジェクトの概要や参加お申し込みはこちら!!

★東京大学キャラビズ研究プロジェクト★
http://www.iii.u-tokyo.ac.jp/~shichi/chara/

 

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■東京大学キャラビズ研究プロジェクト
http://www.iii.u-tokyo.ac.jp/~shichi/chara/
■東京大学大学院情報学環
http://www.iii.u-tokyo.ac.jp/
■キャラクター・データバンク(CharaBiz.Com)
http://www.charabiz.com/
■キャラ研
http://www.charaken.com/
■ファンワークス
http://www.fanworks.co.jp/
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<開 催 概 要>
キャラビズ研究プロジェクト・キックオフスペシャルレクチャー:
『キャラクターライセンシングビジネスの現状と課題:
~キャラビズにイノベーションは起きるか?~』

 

主 催 者:キャラビズ研究プロジェクト
(世話人:七丈直弘 東京大学大学院情報学環准教授)
登 壇 者:陸川 和男(㈱キャラクター・データバンク 代表取締役社長)、
相原 博之(㈱キャラ研 代表取締役社長)、
高山 晃(㈱ファンワークス 代表取締役社長)、
七丈 直弘(東京大学大学院情報学環 准教授)、
吉田 正高(東京大学大学院情報学環 特任講師)、
中村 仁(東京大学大学院情報学環 特任講師)
日  時:2008年5月30日(金)18:30―20:00
場  所:東京大学本郷キャンパス
工学部2号館9階 92B教室(住所:東京都文京区本郷7-3-1)
入 場 料:無料(ただし、事前登録が必要。応募者多数の場合には抽選)
対 象 者:キャラビズ実務者、コンテンツ産業関連企業に就職を希望する学生、キャラビズを研究対象としたい研究者など

 

本件に関するお問い合わせ
キャラビズ研究プロジェクト、キックオフ実行委員会 担当:中村
〒113-0033 東京都文京区本郷4-2-8
フローラビル4F東京大学大学院情報学環コンテンツ教育研究室内
Email: chara-info@content.iii.u-tokyo.ac.jp TEL: 050-3367-6953
Web:  http://www.iii.u-tokyo.ac.jp/~shichi/chara/ FAX: 050-3367-6954

 

■キャラとは何でしょうか?

現在の日本では、子供同士でキャラクターグッズを交換したり、大人もキャラが入った携帯ストラップを持ったりと、幅広い年代層に対して、キャラクターグッズが受け入れられています。この、幅広い年代を含んだ巨大なマーケットに対する攻略の取り組みは、これまで数多くなされてきました。

しかし、殆どの試みは失敗し、ごく僅かの試みのみが社会に残り、そしてさらにそのごく少数が長期的な栄光を享受します。このような淘汰プロセスによって生ずるダイナミズムこそがキャラクタービジネス(キャラビズ)の世界の本質といっても過言ではありません。

なぜ特定のキャラが成功するのかを説明するような「成功の方程式」、あるいはキャラの総合的効用を説明する「キャラ理論」はまだありません。そもそもなぜキャラを身につけようとするのか、キャラに関する知識が社会をどう伝播するのか、などといったキャラをとりまく現象の基礎的メカニズムに関する理解もまだ不十分です。

これらの問いに対する答えを「キャラ先進国」である日本で考察し、さらに世界に向けて発信していくことにより、キャラビズにイノベーションが起きるのではないでしょうか。

そこで、東京大学の教員有志とキャラクターライセンシングビジネスの最前線に立つ実務者が共同で、キャラビズに関連した教育・研究活動をスタートさせることにしました。当初は「キャラビズ講座」と「キャラゼミ」という2本立てで進めていきます。

キャラビズ講座では、講義を受けながら、キャラビズの仕組みについて学び、キャラゼミでは、グループワークによりキャラの作成から収益の確保まで「売れるキャラの作り方」を実践的に学びます。

キャラビズの新しい地平に向かって、一緒に歩んでいきませんか?

 

■メンバーの紹介

陸川 和男
株式会社キャラクター・データバンク 代表取締役社長
広告・マーケティングの専門誌の編集者、マーケティング会社の研究員等を経て、2000年7月、株式会社キャラクター・データバンク(CDB)取締役ゼネラルプロデューサーに就任(現・同社代表取締役社長)。CDB事業の統括を行うかたわら、キャラクタービジネスのアナリストとしてTV・雑誌等でのコメンテーターや執筆、講演活動なども行う。また、2002年7月には、世界最大のライセンス協会LIMA(国際ライセンシング産業マーチャンダイザーズ協会)を日本に誘致し、LIMA日本支部を設立。現在、LIMA日本支部シニア・アドバイザー等、企業のアドバイザー業務等も務める。著書には、「図解でわかるキャラクターマーケティング」(共著/日本能率協会マネジメントセンター)等がある。

 

相原 博之
株式会社キャラ研 代表取締役
調査会社、広告代理店を経て、2000年7月株式会社バンダイ入社。バンダイキャラクター研究所所長としてキャラクターに関する調査研究を行うとともに、ロングセラーキャラクターの開発育成に従事。2005年9月のキャラクター研究所分社化に伴い、現職に。自らストーリーも手がける「くまのがっこう」シリーズは日本の絵本キャラクターとしては異例の大ヒットとなり、フランスはじめ海外にも進出している。また、NHK-BSキャラクター「ななみちゃん」やヨサコイソーラン祭り公式キャラクター「チャピ」、NHK「すくすく子育て」内で放映中のキャラクター「ほっぺちゃん」などの開発にも参加している。絵本作家・童話作家としても著名で、多くの作品を発表している。また、昨年発表した「キャラ化するニッポン」(講談社現代新書)では、「キャラ」をキーワードに現代社会を鋭く読み解き、多方面で話題になった。

 

高山 晃
株式会社ファンワークス 代表取締役
広告代理店、映像制作プロダクション、アニメプロダクションなどを経て、2005年8月、インディーズアニメのビジネス支援を目的に株式会社ファンワークスを設立。テレビ局、ポータルサイト、玩具メーカーなどの企業や地方公共団体などとクリエイターとをコラボレーションするプロジェクトを多数展開。
特に「livedoorネットアニメ」サイトにてプロデュースに関わる「やわらか戦車」は100アイテム余りの商品化プロジェクトを実施、文化庁メディア芸術100選、WEB OF THE YEARなど、様々なジャンルでの受賞が相次ぐ。2007年「鉄腕アトム」とのコラボ作品「やわらかアトム」を発表。2008年は、「スキージャンプ・ペア」の監督、真島理一郎を総監督に迎え、国内外15組のクリエイターと11社の企業をコラボさせた架空のスポーツ競技を映像化するプロジェクト「東京オンリーピック」の運営事務局を務めるなど、多種多様なプロジェクトが進行中。

 

七丈 直弘
東京大学大学院情報学環 准教授
1970年静岡生まれ。1994年東京大学理学部数学科卒業。博士(工学)。東京大学人工物工学研究センター研究員、東京大学大学院情報学環助手、同特任助教授を経て、2006年同助教授に就任し現在に至る。専門は、数理的手法を用いた組織における知識生産のミクロ分析。また、コンテンツを知識産業として捉え、同産業の従事者における能力形成のモデル化・企業の戦略分析を行っている。

 

吉田 正高
東京大学大学院情報学環 特任講師
1969年東京生まれ。1993年早稲田大学教育学部社会科卒業。2003年同大学院文
学研究科博士後期課程単位取得退学。江戸・東京の都市文化史研究を行う。近年では戦後の国内コンテンツの統合的把握を目指すコンテンツ文化史研究に注力している。

 

中村 仁

東京大学大学院情報学環 特任講師
1976年東京生まれ。1996年宇都宮大学農学部卒業。国際連合世界食糧計画を経て2004年京都大学大学院法学研究科修士課程修了。帝国石油および産能短期大学専任講師を経て、2008年より東京大学大学院情報学環特任講師に就任。専門は行政学。近年はコンテンツ産業政策の政策形成過程および行政機関における人材のキャリアパスに関する研究を行っている。

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★「東京オンリーピック」に中川翔子参戦!! 8月8日より劇場公開決定!!

8月8日(金)からの開幕(劇場公開)が迫る、ヴァーチャル・スポーツ競技
の映像大会「東京オンリーピック」の公式テーマソングに、話題のマルチアイ
ドル、中川翔子が決定したニュースを各メディアで大きく取り上げていただい
ております。

http://blog.livedoor.jp/onlypic_news/archives/50557361.html

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